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特集:膝が外れるような感覚を伴う 膝痛の鑑別診断と治療

No.4948 (2019年02月23日発行) P.29

監修:斎藤 充 (東京慈恵会医科大学整形外科学講座准教授)

登録日: 2019-02-25

最終更新日: 2019-02-20

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監修:斎藤 充(東京慈恵会医科大学整形外科学講座准教授)

■監修のことば

膝の外れるような感覚を伴う疾患は多岐にわたる。膝は大腿骨,脛骨,膝蓋骨という構成要素からなる関節だが,それらを多種多様な靱帯や腱,そして半月板が支え安定性を保っている。このどこかに異常が生じると,外れるような感覚を伴うことがある。それを繰り返すことにより,関節軟骨にも悪影響を及ぼし,変形性膝関節症への進行を促進する可能性がある。そこで,本特集では,膝が外れるような感覚を伴う膝疾患について,エキスパートの先生方に解説をお願いした。先生方の日常診療のお役に立てば幸いである。

■目次

1 膝が外れるような感覚を伴う膝痛の鑑別疾患
古松毅之(岡山大学病院整形外科学教室講師)

2 膝蓋骨不安定症(膝蓋骨脱臼)の症状と治療
林 大輝(東京慈恵会医科大学整形外科学講座)
斎藤 充(東京慈恵会医科大学整形外科学講座准教授)

3 膝外側円板状半月板の症状と治療
中前敦雄(広島大学病院整形外科講師)
安達伸生(広島大学大学院医歯薬学保健学研究科整形外科教授)

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・整形外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療体制の救急告示病院として救急患者を受け入れています。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問診療、訪問看護、訪問介護体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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