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強直性脊椎炎[私の治療]

No.5275 (2025年05月31日発行) P.45

門野夕峰 (埼玉医科大学整形外科・脊椎外科教授)

登録日: 2025-05-31

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  • 仙腸関節炎と脊椎炎を主体とし,股関節の関節炎,膝関節や肩関節周囲の腱付着部炎,ぶどう膜炎,クローン病などの腸炎,乾癬なども生じる慢性炎症性疾患である。疾患感受性遺伝子としてHLA-B27がある。TNF阻害薬,IL-17阻害薬,JAK阻害薬が疾患活動性のコントロールに用いられ,十分な薬物治療ができないと仙腸関節や脊椎の強直をきたす1)

    ▶診断のポイント

    主症状である炎症性腰背部痛と単純X線やMRIなどの画像所見とを合わせて診断する。主観的な疼痛を説明できる,画像所見があることが重要である。

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