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予防と状態別対応を網羅!「がん治療に伴う口腔粘膜炎の予防と治療戦略」

登録日: 2023-02-03

最終更新日: 2023-02-03

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予防と状態別対応を網羅!

●執筆
上野尚雄(国立がん研究センター中央病院歯科医長)

●商品説明
判型:A4判
頁数:27頁
発行日:2023年1月26日
1,650円(税込)

●内容紹介
▷がん薬物療法や放射線療法において、口腔粘膜炎は頻度の高い有害事象であるものの、エビデンスに基づいた信頼性の高い予防法や治療法は乏しく、独自の方法で口腔粘膜炎に対応している施設が少なくありません。そこで本コンテンツは、医師、看護師、歯科医師などがん支持医療に携わる医療職を対象に、現時点でコンセンサスが得られている、がん治療に伴う口腔粘膜炎の予防と治療についてまとめました。
▷予防については、口腔粘膜炎の頻度が高い主な殺細胞性抗がん剤や分子標的薬を提示したうえで、歯磨き・粘膜清掃・義歯管理・口腔内保湿・含嗽・歯科治療などについて解説。
▷治療については、粘膜炎の原因を評価する際に鑑別する11疾患(カンジダ性口内炎、薬剤関連骨壊死、口腔癌など)を列挙したうえで、それぞれの病態や特徴、鑑別のポイントを一覧にして分かりやすく整理しました。
▷さらに、口腔粘膜保護剤や鎮痛薬を用いた疼痛緩和と口腔内清掃による感染症対策について、粘膜炎のGrade別に解説。このほか、低出力レーザー治療、クライオセラピー、栄養管理、放射線治療用の口腔内装置、漢方薬についても紹介しています。
▷これを読めば、疼痛緩和と感染症対策がよくわかり、患者さんの生活とがん治療を支えることができます!

【目次】
1.がん支持医療として口腔粘膜炎の対応に携わる医療者のために
2.がん治療と口腔粘膜炎
3.口腔粘膜炎対策の基本的な考え方
4.その他の対応
5.医科と歯科との連携
6.がん医科歯科連携のさらなる推進を

心血管毒性リスクを層別化!

●執筆
向井幹夫(大阪国際がんセンター成人病ドック科主任部長)

●商品説明
判型:A4判
頁数:20頁
発行日:2023年1月24日
990円(税込)
※本商品は「週刊 日本医事新報」5148号の特集を再構成したものです

●内容紹介
▷がん治療の進歩により、「がんサバイバー」が急速に増加しています。一方で、がんサバイバーの予後は、がんに次いで、晩期心血管毒性で死亡する症例が多く、がん治療に伴う晩期心血管毒性の管理の重要性が高まっています。
▷そこで本コンテンツでは、日本初の「腫瘍循環器外来」を立ち上げた著者が、がん治療後に出現する晩期心血管毒性のマネジメントのコツについて、最新の知見を踏まえ、解説しました。
▷著者は、がん治療の前後に、「心血管毒性リスク因子」を評価してリスクの層別化を行い、発症リスクに応じて管理することを推奨します。そのため、心血管毒性を伴うアントラサイクリン、HER2阻害薬、VEGF阻害薬を投与する際に用いるリスクチェック票を掲載。さらに、心血管毒性を有する抗がん剤・放射線治療を受けた、がんサバイバーにおけるリスク層別化と、心エコーなどを用いた長期フォローアップの方法も一覧にして紹介しています。
▷晩期心血管毒性発症後のACE阻害薬などによる心保護治療についても解説しました。

【目次】
Introduction
1.がんサバイバーとがんサバイバーシップ
2.がんサバイバーと晩期心血管毒性
3.晩期心血管毒性への対応
4.成人発症がんサバイバーと小児・AYA世代発症がんサバイバー
5.晩期心血管毒性のマネジメント

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