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がんばれ!猫山先生(4)

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著: 茨木 保(漫画家・いばらきレディースクリニック院長)
判型: B6判
頁数: 132頁
装丁: 単色
発行日: 2015年03月05日
ISBN: 978-4-7849-4096-7
版数: 第1版
付録: -

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「日本医事新報」連載中の医療四コマ漫画の単行本化第4弾!著者は『Dr.コトー診療所』の監修をつとめた茨木保氏。

自らの開業経験を踏まえ,ドクターを取り巻く様々な出来事を登場人物に投影した「笑い」と「ペーソス」にあふれる内容です。

奇抜なキャラクターがぞくぞく登場!さらに、巻末には単行本特典として、強烈キャラ 蜂谷マミの生い立ちを綴ったシリアス路線の書き下ろしも!

目次

研修中

怪しい隣人

秘密結社

台風

情報弱者

おらは死んじまっただ

ツシマヤマネコ登場

善行

バカにしてんですか?

冬の猫にご用心

高齢者への配慮

エゴサーチの恐怖

病室のクリスマス

秘密の新年会

待ち望んでいたフレーズ

嘘つき

ご近所トラブル勃発

逃げ場無し

そして誰もいなくなった

ふみふみ行動

友情

「前後関係」と「因果関係」

猫ぐすり

カルテの暗号

一旦停車

千年恨む

大脱走

墓穴

闇の説法

春闘勃発

階級闘争

ひとりぼっちの診療

ベストサポーティブケア

労使交渉

猫の仕業

まとめて捨てる

哀しき教祖

総括

イリオモテ・ネコ 現る

モグラ突き

いたきもの

鵜飼

手はつながない

土中の磔刑

薬を出しても儲からない

そこは合わせて

シカオ覚醒

赤トンボ

すばらしい技術

トンネルの先に…

シール交換

新分類

仏の顔も三度

恐怖の招待状

インフォームドコンセント

倍返し

子供の気まぐれ

机上の空論

たよりない介錯人

告げ口外交

どこで食べます?

防衛機制 発動中

今年 何年?

幸福の尺度

ウニコ 上京

猫の誕生日

雇ってくだせぇ

遺言

オルグ

レントゲンが読めない…

ズレすぎ

雪ん子 ウニちゃん

よく知ってます

地獄のヒエラルキー

年齢と病名

何か来ました

箱猫現象

地獄めぐり

鉄砲玉

原罪の重さ

患者様の主張

良心的日本人

因縁

ピクトグラム

スットコチーヨ

拉致 なう!

猫は君臨すれども統治せず

虫の声

IBM

最終手段

三本の矢

秋の夜長

まな板の上

捨てられた「S」君

九相図

最高のプレゼント

医者VS猫

SMAPの色紙

あっちの棚に

現世への帰還


番外編 怪獣ゲバラ—いかにして蜂谷マミは革命戦士になったか

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序文

あとがき

ボクは物心ついた時から漫画を描いていました。初めて仕上げた作品は幼稚園の頃、姉に字を書いてもらって作った絵本です。「町に現れた怪獣を、ウルトラマンが倒す」ただそれだけのストーリーでしたが、ボクは自分の作った絵本を読んで、ヒーローに退治される怪獣が可哀そうになって、わんわん泣きました。

「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。 深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。」これはニーチェの名言です。臨床医の仕事は日々、そこここに潜む怪物との戦い。ストレスフルな日常の中でふと鏡を見ると、自分自身がモンスターになってしまっていることもしばしば……おそらく読者の皆さまも同じような思いをされているのではないでしょうか?

€怪獣は世界のバランスが崩れたときに現れる異形の存在。しかし、彼らは異世界からの来訪者というより、なんだかこの世に普通に暮らしている住人のように、ボクには思えます。奈良野先生の地獄めぐりを描きながら「現世と天国や地獄の間にも、本当は境などないのかもしれないなあ」と、思ったりもします。

「怪獣ゲバラ」もそんな怪獣の漫画ですが、このお話しを描きながら、ボクは幼稚園の頃のように、めそめそ涙が止まりませんでした。そしてあの時、ボクが絵本の中で殺した怪獣のことをひさしぶりに思い出しました。

€あの怪獣は、あれからボクのことを、赦してくれたんでしょうか……

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関連求人情報

公益社団法人 地域医療振興協会 市立大村市民病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 総合内科・消化器内科・呼吸器内科・神経内科・整形外科 等 若干名
勤務地: 長崎県大村市

急性期から回復期、維持期までの疾患の治療・管理はもとより、予防医学としての健診事業にも力を注いでいます。
ハイケアユニットから地域包括ケア・回復期リハ病棟まで有しており、地域の皆様に対して急性期から回復期まで切れ目のない医療、充実したリハビリサービスを提供できる体制が整っております。
基幹型臨床研修指定病院として医師の教育にも寄与しています。当協会のコンセプトの1つである離島医療の支援も積極的に行っています。

救急医療体制については、1次から3次まで幅広く患者さんを受け入れています。
特に3次救急患者さんに関しましては、症状に応じて長崎医療センター及び救急隊と連携をとりながら、必要に応じた救急対応を行っています。また、2次までの救急患者さんに関しては、専門医と総合医が協力し対応しています。
救急医療についても二次救急を担っています。緊急の大血管手術やバイパス手術も行っており、長崎県内外から高い評価を受けています。
なお、日当直体制では、内科・外科系及び循環器系で 救急体制を整えています。
現在、内科・外科系の日当直体制は、内科医師が火曜日・木曜日・土曜日 の当直帯及び土曜日・日曜日の日直帯、外科系医師が月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の当直帯に救急対応を行っています。
また、大村市夜間初期診療事業(内科系・小児科)に参画しています。
平成29年度より新病院にて診療を開始しております。
●大村市の人口は約99,500人(令和7年3月末日現在)で、県内13市で唯一人口が増加しています

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