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がんばれ!猫山先生(1)

猫山タローは、あのDr.コトーを超えられるか!?

定価:1,028円
(本体952円+税)

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著: 茨木 保(漫画家・いばらきレディースクリニック院長)
判型: B6判
頁数: 132頁
装丁: 単色
発行日: 2008年10月25日
ISBN: 978-4-7849-4093-6
版数: 第1版
付録: -

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人気漫画『Dr.コトー診療所』の監修者で、自身医師でもある茨木氏が描いた医療系ゆるゆるコミックです。著者自身の分身のような主人公と、それを取り巻く奇抜なキャラが繰り広げる「真実の(?)医療現場」の物語。笑いと涙、ペーソスに満ちた四コマ漫画で、疲れたときに(たぶん)ホッとさせてくれる一冊。第1巻では120話までを収載。只今「日本医事新報」誌で好評連載中。

診療科: その他 エッセイ

目次

異動発令
優しい家族
掃除のおじさん
潜入捜査
コスト意識
再生医療
ナニをアレして
医心伝心
今の誰?
ツバメ先生
バザー
タマのあたりが…
思い出せない
スーパーにて
営業電話
聴診器ってジャマ
略語
患者層
テレビの内情
前線撤退
識別不能
賢い患者
身の程を知る
グチ
広告費
ロゴ
怪しい名刺
広告の天敵
コスト削減
接遇研修
魔除け
不快な営業
塀の中
ジェネレーションギャップ
MOTTAINAI精神
もう、かけてこないで!
謎の影
差し入れ
嵐の前の…
リストラ通達
年賀状
今年もよろしく
レコード大賞
生存確認
謙遜と自虐
着メロ
健康番組
躁鬱サイクル
損得勘定
幻視発症
人生の節目
お告げ
ノンキナトウサン
開業医の現実
当直代行
開業セミナー
猪木社長現る
ハローグッバイ
捨て駒
衝撃の告白
巣作り
知識の更新
物忘れ対策
家族サービス
社長、グッジョブ!
飛んで火に入る
最強タッグ
奈良野家の食卓
恒例行事
石の上にも
明日のわが身
アンケート
孝行息子
休日診療所
診療圏調査
破壊工作?
競合回避
生存競争
蟻塚先生(1)
蟻塚先生(2)
人生最大の選択
卍固め
怪しい標本
医療今昔物語
ルール変更
尺度
ライバル登場
消耗戦
年中無休
謝恩パーティー
サンタへの手紙
それぞれの年の瀬
モテモテの正月
アドバイス
失敗に学ぶ
出産祝い
鉛筆様のお怒り
猪木氏の策略
修羅の道
ゴゴゴゴゴ
双眼顕微鏡
モリゾウ先生のメモ
パソコン修行
セクハラ
内部告発
5分ルール
民法第143条
PET検診
父兄参観
物件の秘密
開業ハイ
あの家族…
医局の掟
秘技
情報難民
謎の新聞
奈良野先生 倒れる
書店にて
家族の絆
笑え 笑え

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序文

あとがき

「猫山先生」の連載のお話をいただいたのは、ボクが勤務医として煮詰まっていた頃でした。日本医事新報といえばお堅い老舗の医療情報誌、そんな本にボクのおちゃらけた漫画など載せていいのかと、若干のうしろめたさも感じながら、ユルユル連載をはじめ二年半、「そんなおもろない漫画読みとうないわい!」というお叱りの言葉もなく(いや、あったかも?)、今回単行本を出版できたのも、ひとえに読者の皆様のおかげと感謝しています。

連載開始後しばらくして、ボクも自分の医院を持つ身になりました。細胞が分化に伴い発現する遺伝子を変えるように、医者も医学生→研修医→勤務医→開業医と分化成熟がすすむうち、医療に対するスタンスが「変化」するものです。

「猫山先生」は、「平凡な医者のそれなりの成長ドラマ」というコンセプトで連載を開始しました。「成長」とは「変化」がポジティブである時に使う表現です。しかし日本の医療をとりまく環境はその反対。医療崩壊に対する処方箋はさっぱりみあたりません。

€そんなわけでボクは医療の将来にはあまり期待をしていないのですが、猫山先生には少しだけ期待をしています。彼がこれからどんな人生を歩むのか、実はボクにもまだわからないのですが、きっと彼ならやってくれると思います。何をやってくれるのかわからないところが若干不安ですが…みなさんも、生温か?い目で見守ってやっていてください。

€

(2巻につづく)

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レビュー

自著紹介

茨木 保/いばらきレディースクリニック院長
「日本医事新報」への4コマ漫画連載のお話がきたのは、ボクが勤務医として煮詰まっていた頃でした。「日本医事新報」といえばお堅い老舗の医療情報誌、そんな雑誌にボクのおちゃらけた漫画など載せていいのかと、若干のうしろめたさも感じながら、ユルユル連載を始めて2年半、「そんなおもろない漫画読みとうないわい!」というお叱りの言葉もなく(いや、あったかも?)、今回めでたく単行本化に至りました。
「猫山先生」は、「平凡な医者のそれなりの成長ドラマ」というコンセプトで連載を開始しました。「成長」とは「変化」がポジティブである時に使う表現です。しかし日本の医療をとりまく環境はその反対。医療崩壊に対する処方箋はさっぱりみあたりません。そんなわけでボクは医療の将来にはあまり期待していないのですが、猫山先生には少しだけ期待しています。…是非みなさんも生温か〜い目で見守ってやっていて下さい。そして、興味のある方はご一読を。

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著者に聞く:茨木 保氏にインタビュー!

 
Q:思わず頷いてしまうお話ばかりですが、ネタはどうやって仕入れているのでしょうか?

ほとんど日常生活から取っています。外来をしながらふと思いついたことをネタ帳に書き留めて─という感じで。『猫山先生』に描いている話の8割は実話です(笑)。
例えば奈良野シカオ先生は、開業医としてボロボロになっていくという、ある意味私の別の姿。主人公は猫山先生ですが、なんだか奈良野先生の方にどんどん感情が入ってきてしまいますね。


Q:執筆の時間はどうやって確保しているのですか?
診療がある日中は描けないので、夜と休日に描いています。両立はしんどいですが、それでも描いてしまうのは、もう呪縛なんでしょうね。これが私の生き様ですから。
本音を言えば、休日はもっと子どもと遊びたいんですが、なかなか難しい。だから最近は子どもが私の仕事部屋に来て、隣で漫画を描いたりしています。そのせいか、6歳になる娘のごっこ遊びの中には、原稿を取りに来る「編集者」が登場するんですよ。「編集さんが来るからこの漫画は○時までに仕上げなきゃならない」なんて、末恐ろしいというか、悪い影響を与えているなと思います(笑)。

Q:漫画を描き始めたきっかけは何ですか?
漫画は幼稚園の頃から描いているんですが、小学4年生の時に読んだ手塚治虫の『火の鳥・未来編』が私の人生を変えましたね。「漫画は一生を懸けてやる価値がある仕事だ」と感じました。
手塚さんは漫画の神様、それも「祟り神」だと思ってます。乗り移られて、引っ張られた人たちが今の日本の漫画文化を作っている。私も「才能がない」と思いながらずっと漫画を描き続けている人間ですから、未だにその呪縛が解けないんでしょうね(笑)。

Q:猫山先生は今後どうなっていくのでしょうか?
開業医のボロボロな部分は奈良野先生に引き受けてもらって、猫山先生にはこれからも「トホホ」なくらいの人生を歩んでもらおうと思っています。
とはいえ、「猫山先生」のキャラクターたちは、すでに自分たちで勝手にどんどん動き始めているので、正直どうなるかは分かりません。作者である私自身がキャラクターに期待するのも変な話ですが、幸せになれるかどうかは彼ら自身が決めてくれるはず。


読者へ一言
これからもいろいろと騙されたり、トントン拍子には開業できないと思いますが、そんな猫山先生の成長を皆さんも一緒に見守ってやってください。

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