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心臓核医学検査で認められた中隔を中心とした血流低下……原因は? [画像診断道場〜実はこうだった(40)]

No.4836 (2016年12月31日発行) P.5

鍋田 健 (北里大学医学部循環器内科学)

登録日: 2016-12-29

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    心臓核医学検査で認められた中隔を中心とした血流低下……原因は?

    42歳,女性。生来健康。健診で新規の完全左脚ブロックおよび心エコー図でびまん性の軽度壁運動低下を認めたため,当院紹介受診。原因精査のため99mTcを用いた薬剤負荷心筋血流シンチグラフィーを施行した。
    喫煙歴,飲酒歴ともなし。既往歴に特記すべきことなし。
    来院時バイタルおよび前医の検査所見:血圧134/96mmHg,脈拍数85/分・整,BNP 20pg/dL。
    心エコー図所見:AoD/LAD 24/26mm,LVDd/Ds 45/32mm,LVEF 50%(びまん性の軽度壁運動低下あり)。特記すべき弁膜症なし。

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