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前のめりに転んで膝をつきました……②[脛骨PCL付着部骨折][骨折ファーストタッチ ─decision makingのための骨折の考え方─(14)]

No.5192 (2023年10月28日発行) P.40

海透優太 (JCHO若狭高浜病院整形外科医長/臨床研修センター長)

登録日: 2023-10-30

最終更新日: 2023-10-30

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鑑別診断

▶膝関節の十字靱帯は2本あり,脛骨が前に出ないようにしているのが前十字靱帯(anterior cruciate ligament:ACL)で,脛骨が後ろに落ち込まないようにしているのが後十字靱帯(posterior cruciate ligament:PCL)です。転倒などで膝をつくと脛骨が後ろにいく力が大きくかかりPCLが引っ張られます。受傷のエネルギーが大きいと,PCLの脛骨付着部で裂離骨折を起こすことがあります。

鑑別疾患:「前のめりに転んで膝をついた」⇒膝蓋骨骨折,脛骨後十字靱帯(PCL)付着部骨折,大腿骨遠位部骨折,脛骨高原骨折(+受け身の際に手をつくことも多いので,手の診察も忘れずに)

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