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頸椎椎間板ヘルニア,頸椎症に対する人工椎間板挿入治療について

No.4952 (2019年03月23日発行) P.57

松山幸弘 (浜松医科大学整形外科学教授)

吉井俊貴 (東京医科歯科大学整形外科准教授)

登録日: 2019-03-20

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  • 頸椎椎間板ヘルニアに対して,従来であれば前方除圧固定を行ってきましたが,固定ではなく人工椎間板で置換する手術が始まると聞きました。適応となる頸椎症性頸髄症や頸椎椎間板ヘルニア,またどこで治療が受けられるかをお教え下さい。東京医科歯科大学・吉井俊貴先生にご回答をお願いします。

    【質問者】

    松山幸弘 浜松医科大学整形外科学教授


    【回答】

    【2017年に頸椎人工椎間板置換術が承認され,治療の選択肢が増えた】

    頸椎人工椎間板置換術(total disc replacement:TDR)は,頸椎椎間板ヘルニアおよび頸椎症性脊髄症,神経根症に対して2017年にわが国で承認を受けました。TDRは頸椎前方固定術に伴う隣接椎間への負担を軽減することを主目的に,1980年代に開発されました。1990年代から欧州を中心に臨床使用が行われ,米国では2007年に承認されています。現在米国食品医薬品局(food and drug administration:FDA)に承認を受けている7機種のうち,わが国にはPrestige® LP(Medtronic社)およびMobi-C®(Zimmer-Biomet社)が導入されました。

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