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不安定プラークにおける画像診断のポイント③(完) スペクトロスコピー/非観血的診断法 [学術論文]

No.4693 (2014年04月05日発行) P.35

水野杏一 (三越厚生事業団常務理事,日本医科大学名誉教授)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-04-07

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  • スペクトロスコピーとは,光を物質に照射し,透過した光の性質を解析して,対象物の構成成分(たとえばコレステロールや膠原線維)を分析し,画像化する新しい不安定プラークの診断法である。また,非観血的な不安定プラークの診断法として,空間解像度が低いという制約はあるが,CT,FDG-PET,MRIが臨床応用されている。

    1. スペクトロスコピー

    現在,臨床で応用されているのは近赤外領域(700~2500nm)の光で,近赤外光を物質に照射し,透過した光の性質(強度など)を解析してプラークの性状を診断する(図1)1)
    スペクトロスコピーと病理組織の対比を図2に示す。カテーテルに装着し冠動脈の全周性(360度)診断も可能である(図3)2)
    最近では,血管内超音波(intravascular ultrasound;IVUS)カテーテルにスペクトロスコピーを組み合わせたカテーテルが開発され,IVUSで血管(プラーク)の形態が,スペクトロスコピーでプラークの性状が診断できるようになった。



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