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『縫わない創傷処置〜創傷閉鎖の選択肢をふやす』について著者の白根翔悟先生にお聞きしました

No.5193 (2023年11月04日発行) P.67

登録日: 2023-06-20

最終更新日: 2023-06-20

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縫わない創傷処置〜創傷閉鎖の選択肢をふやす

●執筆
白根翔悟(東京ベイ・浦安市川医療センター救急集中治療科)

●商品説明
判型:A4判
頁数:22頁、図18点
価格:1,650円(税込)

 

─本コンテンツの特徴・魅力を教えて下さい。


創傷は、非常に発生頻度が多いcommon diseaseであるにもかかわらず、そのマネジメントについて学習する機会はなかなかないのではないでしょうか。複雑な創や部位となれば形成外科に紹介となるのかもしれませんが、擦過創単純な挫創といった創傷までいちいち専門科にコンサルトするわけにはいきません。縫合処置は研修医の頃に習ったり、外科系の先生方であれば日常的に行っていることと思いますが、縫合以外の創傷処置については意外と知られていなかったり、”何となく”の知識で対応してしまっている先生もきっといるはずです。本コンテンツは、創傷の初期診療に携わる非専門の先生方がそれぞれ創部に合った処置方法やドレッシング材を選択するのに、少しでも役立つことを願い作成しました

図やイラストも数多く取り入れ、忙しい救急外来の合間に、スマートフォンやパソコンの画面でサッと素早く確認できるのが特徴です。

─実際の活用方法を教えて下さい。

擦過傷については、創傷処置の基本概念となる閉鎖湿潤療法の考え方から、洗浄方法、各ドレッシング材の特徴や使い方について述べました。以降のパートでは、縫合以外の創閉鎖の方法やその実際の使用例、注意点などを簡潔にまとめています。どのパートも冒頭で具体的な症例を紹介し、最後には患者への説明のポイントも載せました。

実臨床を行う上でエッセンスとなる情報を抽出していますので、忙しい外来の最中に短時間でポイントを確認できるようにしました。ご自身での患者対応時に、そして教育の際にもお役立ていただければと思います。

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公益社団法人 地域医療振興協会 市立大村市民病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 総合内科・消化器内科・呼吸器内科・神経内科・整形外科 等 若干名
勤務地: 長崎県大村市

急性期から回復期、維持期までの疾患の治療・管理はもとより、予防医学としての健診事業にも力を注いでいます。
ハイケアユニットから地域包括ケア・回復期リハ病棟まで有しており、地域の皆様に対して急性期から回復期まで切れ目のない医療、充実したリハビリサービスを提供できる体制が整っております。
基幹型臨床研修指定病院として医師の教育にも寄与しています。当協会のコンセプトの1つである離島医療の支援も積極的に行っています。

救急医療体制については、1次から3次まで幅広く患者さんを受け入れています。
特に3次救急患者さんに関しましては、症状に応じて長崎医療センター及び救急隊と連携をとりながら、必要に応じた救急対応を行っています。また、2次までの救急患者さんに関しては、専門医と総合医が協力し対応しています。
救急医療についても二次救急を担っています。緊急の大血管手術やバイパス手術も行っており、長崎県内外から高い評価を受けています。
なお、日当直体制では、内科・外科系及び循環器系で 救急体制を整えています。
現在、内科・外科系の日当直体制は、内科医師が火曜日・木曜日・土曜日 の当直帯及び土曜日・日曜日の日直帯、外科系医師が月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の当直帯に救急対応を行っています。
また、大村市夜間初期診療事業(内科系・小児科)に参画しています。
平成29年度より新病院にて診療を開始しております。
●大村市の人口は約99,500人(令和7年3月末日現在)で、県内13市で唯一人口が増加しています

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