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『オピオイド誘発性便秘に対する薬の使いわけ』について著者の結束貴臣先生にお聞きしました

登録日: 2022-09-26

最終更新日: 2022-09-26

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オピオイド誘発性便秘に対する薬の使いわけ

[執筆]
結束貴臣(国際医療福祉大学成田病院緩和医療科部長/病院准教授)
中島 淳(横浜市立大学大学院医学部肝胆膵消化器病学教室主任教授)

判型:A4判
頁数:18頁
価格:1,100円(税込)

─本コンテンツの特徴・魅力を教えて下さい。

 

現在、国際医療福祉大学成田病院・緩和医療科の部長を務めております結束貴臣です。

緩和医療の現場での醍醐味は、患者さんの苦痛を取り除く事に精を出し、それがうまく行った時です。患者さんやその家族から「ありがとう」の一言を頂いたときはとても達成感があり、この仕事に誇りを感じます。また、緩和医療はチーム医療でもあるため、特に患者さんと真正面から向き合っている看護師さんの悩みは絶えません。間近で苦しんでいる患者さんを見るのは医療者も辛いです。そんな辛さを取り除くためのスキルが緩和医療の醍醐味の1つである一方、他の診療科とは大きく異なり、まだまだエビデンスが乏しい分野でもあります。

そうした中で、本コンテンツは、重要な論文やエビデンスを実地に基づいてわかりやすく解説しているところが特徴であり魅力であると思います。さらに現代社会の情報収集のあり方に合わせてWebコンテンツの形式で発売していますので、いつでもどこでも購読・閲覧可能なことも使い勝手が良いと思います。

─本コンテンツでスキルアップすると臨床上、どんな良い変化がありますか。

緩和医療の症状コントロールは、その方法を「知っているか」「知らないか」が大きな割合を占めているかと思います。このコンテンツでは、今まで読者の皆さんが目にしてきた薬剤を、少し視点を変えて使用していることが多いです。医師の役割は、患者さんの病気だけではなく、生活を考え、ひいては、医療スタッフの困りごとに耳を傾け、それぞれの辛さにアプローチすることだと思います。そのため、緩和医療で勉強したことや、得たスキルは、どの診療科に行っても武器になります。

ぜひ、患者さんとその家族、さらには医療フタッフから「ありがとう」の一言をもらえるような知識を本コンテンツから獲得し、さらなるスキルアップを目指していただきたいと思います。

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公益社団法人 地域医療振興協会 市立大村市民病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 総合内科・消化器内科・呼吸器内科・神経内科・整形外科 等 若干名
勤務地: 長崎県大村市

急性期から回復期、維持期までの疾患の治療・管理はもとより、予防医学としての健診事業にも力を注いでいます。
ハイケアユニットから地域包括ケア・回復期リハ病棟まで有しており、地域の皆様に対して急性期から回復期まで切れ目のない医療、充実したリハビリサービスを提供できる体制が整っております。
基幹型臨床研修指定病院として医師の教育にも寄与しています。当協会のコンセプトの1つである離島医療の支援も積極的に行っています。

救急医療体制については、1次から3次まで幅広く患者さんを受け入れています。
特に3次救急患者さんに関しましては、症状に応じて長崎医療センター及び救急隊と連携をとりながら、必要に応じた救急対応を行っています。また、2次までの救急患者さんに関しては、専門医と総合医が協力し対応しています。
救急医療についても二次救急を担っています。緊急の大血管手術やバイパス手術も行っており、長崎県内外から高い評価を受けています。
なお、日当直体制では、内科・外科系及び循環器系で 救急体制を整えています。
現在、内科・外科系の日当直体制は、内科医師が火曜日・木曜日・土曜日 の当直帯及び土曜日・日曜日の日直帯、外科系医師が月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の当直帯に救急対応を行っています。
また、大村市夜間初期診療事業(内科系・小児科)に参画しています。
平成29年度より新病院にて診療を開始しております。
●大村市の人口は約99,500人(令和7年3月末日現在)で、県内13市で唯一人口が増加しています

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