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『メンタル・キーワード療法~5分でできる簡易セラピー』について著者と開業医の尾高先生との対話から特徴と効果を紹介します

No.5067 (2021年06月05日発行) P.68

登録日: 2021-04-09

最終更新日: 2021-04-09

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メンタル・キーワード療法〜5分でできる簡易セラピー

[執筆]夏目 誠 (精神科医、大阪樟蔭女子大学名誉教授、日本産業ストレス学会元理事長)

判型:A4判
頁数:118頁
価格:1,980円(税込)

本コンテンツの特徴・魅力

開業医の尾高医師(仮名):「メンタル・キーワード療法」って、魅力ある名称ですね。内科医にもできますか?

著者:できます。かつて医師が行っていた“ムントテラピー”“ムンテラ”の現代版です。

尾高医師:懐かしい言葉ですね。

著者:ストレスで悩んでいる方に行います。

尾高医師:専門知識がないから、不安です。

著者専門知識がなくてもできますよ

〈メンタル・キーワード療法の例〉

介護疲れをしている49歳、主婦の青木さん(仮名)は内科受診していますが、ストレスでシンドイ状態です。

著者:子どもは親の面倒を見なければならないと思い込んでいますね。でも、“〜しなければならない”と義務に縛られると、追い込まれていきますよ。しんどいでしょう!

青木さん:自分の親だから私が面倒みなければ…。

著者:無理を重ねれば共倒れになりますよ。「義務でなく、できる範囲内でしよう」と「考え方」を変えましょう。

青木さん:できる範囲で…。

著者:ほかの人も、その言葉で乗り切りましたよ。

「ストレスも診てくれる先生」との良い評判が…

尾高医師:数をこなせば、できそうですね。

著者:「何事も場数、場慣れ」。この言葉もキーワードです。慣れれば自然にできます。このほかにもメリットがあります。「ストレス対応もしてくれる親切な先生」との評判が高まり、患者さんも増えます。

尾高医師:確かに。「話を聞いてくれない医師」には、なりたくない。

著者:そう、そう。「体にも、ストレスにも対応してくれる先生」と言われるようになります。また患者さんを診る時に幅や奥行きをもって対処できます

尾高医師:奥行きか。地域で開業していると患者さんの背景もわかるので、それも含めた対応になるからですか?

著者:そうです。地域に密着した先生との評価が定着しますよ。


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