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『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版』が発刊─二次予防、高リスク病態の管理目標は「LDL-C70mg未満」【動脈硬化学会】

No.4863 (2017年07月08日発行) P.13

登録日: 2017-07-03

最終更新日: 2018-11-28

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  • 日本動脈硬化学会は6月30日、『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版』(GL)を発刊した。同日、都内で開かれたセミナーで、GL改訂の中心メンバーを務めた学会副理事長の木下誠氏らが、5年ぶりとなる改訂の内容を概説した。

    今回の改訂では、脂質異常症の診断基準にnon-HDLコレステロール(C)の基準値が追加。170mg/dL以上を高non-HDL-C血症、150~169mg/dLを境界型高non-HDL-C血症としている。LDL-Cの測定法に関しては、日常診療範囲での直接法の妥当性が確認されたことから、「F式または直接法で計算する」と並列している。

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