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中川俊男日本医師会長インタビュー「COVID-19パンデミックで見えてきた医療の課題」【日本医事新報創刊100年記念特別企画】

No.5050 (2021年02月06日発行) P.4

登録日: 2021-02-03

最終更新日: 2021-02-07

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  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の猛威はとどまるところを知らず、日本時間の1月27日、ついに全世界の感染者数が1億人を超えた。日本の感染者数・死者数は欧米諸国に比べ抑えられてはいるものの、受け入れ病床は逼迫し「医療崩壊」が現実化してきている。医療提供者の代表として連日対応に追われる日本医師会の中川俊男会長に、COVID-19パンデミックで見えてきた日本の医療の課題と今後の展望を聞いた。

      

    中川 俊男 日本医師会長
    1951年生まれ。北海道旭川市出身。77年札幌医大卒。88年新さっぽろ脳神経外科病院を開設、院長に就任。世界で初めて脳ドックを始める。北海道医師会常任理事、日本医師会「未来医師会ビジョン委員会」委員長、日本医師会常任理事・副会長などを経て、2020年6月より現職。中央社会保険医療協議会をはじめ厚労省の審議会・検討会委員を歴任。

    ─COVID-19パンデミックで見えてきた医療の課題はいろいろあると思いますが、まず、日本の感染者数を会長はどう捉えていますか。欧米諸国に比べれば抑えられている状況が続いていますが(図表1)。

    中川 G7(先進7カ国)の中で相対的に日本の感染者数が少ないのは、日本国民の公衆衛生意識の高さによるところが大きいと思います。マスクをする、手を洗う、靴を脱いで家に上がる、といった衛生観念がしっかりしていることが第一に挙げられるでしょう。

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