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「むくみ」は浮腫にあらず。[プラタナス]

No.4986 (2019年11月16日発行) P.3

細井雅之 (大阪市立総合医療センター糖尿病内分泌センター長、 糖尿病内科部長)

登録日: 2019-11-16

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  • プラタナスの花言葉は「天才」「好奇心」だそうだ。好奇心をもって、私の失敗談を読んで頂きたい。

    症例は41歳男性。罹病期間は少なくとも、2年以上の2型糖尿病患者。糖尿病で治療開始になったのは、39歳で肺化膿症のため当院の呼吸器内科に入院した時。そのとき既に、蛋白尿3+、血清Cre 1.2mg/dL、HbA1c 12%、眼底出血ありの前増殖性網膜症であった。すぐにインスリン療法開始になり、眼科もレーザー治療が開始になった。約1カ月の入院、抗菌薬投与で肺化膿症は軽快し退院となった。外来には毎月かかさず受診して頂き、インスリン強化療法にてHbA1cはその後6.5%前後にまで改善した。40歳時に、右第5趾に蜂窩織炎を起こし整形外科に入院。約1カ月の抗菌薬投与でも改善なく、第5趾は切断になってしまった。

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