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次世代脊椎外科医へのメッセージ―30年の脊椎外科医の経験から―(松山幸弘)[プラタナス]

No.5281 (2025年07月12日発行) P.3

松山幸弘 (浜松医科大学医学部附属病院整形外科教授)

登録日: 2025-07-10

最終更新日: 2025-07-08

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  • 脊椎脊髄疾患の患者を治療する上で、最も大切なのは医師が持つポリシーである。特に手術加療を行う場合には、脊髄麻痺は絶対に避けたいものであり、また避けるために最大限の努力と絶え間ない修練が必要となる。合併症にはどのようなものがあり、そしていかに避けるべきかを模索・検討し、実行することが肝要である。中でも難治性脊椎疾患である脊髄腫瘍、脊柱靱帯骨化症、そして脊柱変形の治療は難易度が高く、麻痺を避けるための知識、そして技量、さらには挑戦する心構えが必要である。

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