株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

【エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023】肥満とメタボリックシンドローム[ガイドライン・インフォメーション]

桑形尚吾 (滋賀医科大学医学部附属病院腎臓内科)

久米真司 (滋賀医科大学医学部附属病院腎臓内科 教授)

登録日: 2025-05-08

最終更新日: 2025-04-25

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • 1
    • 2
  • next
  • 肥満とメタボリックシンドローム(MetS)に関しては,国内外から肥満,特にMetSを伴う肥満がCKDの進展に対する独立したリスク因子であることが多数報告されており,本章では,CQ7-1,テキスト解説7-2および7-3の3項目について概説している。

    CQ7-1「肥満あるいはMetSを伴うCKD患者における生活習慣に対する介入(食事療法・運動療法)は推奨されるか?」については,肥満やMetSを伴う食事療法・運動療法は,アルブミン尿・蛋白尿の減少やeGFR低下の抑制に有効である可能性があり,行うよう提案する【2C】が,個々の年齢や併存症,生活背景,価値観や嗜好,忍容性が異なるため,その方法や程度については個別の判断が必要である【なしD】としている。

    残り368文字あります

    会員登録頂くことで利用範囲が広がります。 » 会員登録する

    • 1
    • 2
  • next
  • 関連記事・論文

    もっと見る

    関連書籍

    もっと見る

    関連求人情報

    もっと見る

    関連物件情報

    もっと見る

    page top