株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

「心房頻拍」なのに「徐脈」? 疑われた脳卒中はフェイクだった![“すきドリ” すき間ドリル! 心電図~ヒロへの挑戦状~(42)]

No.5035 (2020年10月24日発行) P.9

杉山裕章 (京都府立医科大学附属病院循環器内科)

登録日: 2020-10-23

最終更新日: 2020-10-22

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

83歳,男性。糖尿病,脂質異常症,甲状腺機能低下症などで投薬を受けている。15年前に脳梗塞既往あり。当日朝からの起立困難および左不全麻痺のため,“脳卒中疑い”でかかりつけの往診医より紹介受診。体温36.4℃,血圧110/59mmHg,脈拍53/分・不整,酸素飽和度(SpO2)96%。救急搬送時の心電図を示す(図1)。初診のため,比較用の記録はない。頭部MRIでは,左右大脳半球および小脳に陳旧性梗塞病変が散在するも,新規の出血・梗塞病変は認めない。


問題A 心電図(図1)の心拍数はいくらか。また,調律に関して,以下のうち正しいものを選べ(複数回答可)。
①心房細動 ②洞不整脈 ③洞徐脈 ④心房期外収縮 ⑤心房頻拍 ⑥ペースメーカ調律 ⑦促進性心室固有調律


問題B 心電図(図1)のその他の心電図所見として正しいものを選べ(複数回答可)。
①時計回転 ②反時計回転 ③右軸偏位 ④左右電極のつけ間違い ⑤R波の増高不良 ⑥左室肥大 ⑦高度房室ブロック ⑧1度房室ブロック ⑨低電位(差) ⑩ST低下 ⑪ST上昇 ⑫巨大陰性T波

プレミアム会員向けコンテンツです(期間限定で無料会員も閲覧可)
→ログインした状態で続きを読む

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

もっと見る

関連物件情報

もっと見る

page top