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■NEWS 新型コロナワクチン生産体制整備で厚労省が6社に助成─塩野義に223億円、アンジェスに94億円

No.5026 (2020年08月22日発行) P.69

登録日: 2020-08-09

最終更新日: 2020-08-10

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厚生労働省は8月7日、国内への新型コロナウイルスワクチンの早急供給を図るため、ワクチン開発と並行して大規模生産体制の整備を進めるメーカーに最大250億円の助成金を交付する「ワクチン生産体制等緊急整備事業」(第1次公募)の採択結果を発表した。

採択されたのは、①アストラゼネカ、②アンジェス、③KMバイオロジクス、④塩野義製薬、⑤武田薬品工業、⑥第一三共─の6社の事業。

事業計画の評価結果に基づき、組換えタンパクワクチンを開発中の塩野義には約223億円、DNAワクチンを開発中のアンジェスには約94億円、不活化ワクチンを開発中のKMバイオロジクスには約61億円が交付される予定。

助成金は、基金管理団体に選定された一般社団法人新薬・未承認薬等研究開発支援センターより交付される。

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