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メラノーマと私のキャリアパス[プラタナス]

No.4989 (2019年12月07日発行) P.3

平本秀二 (三菱京都病院腫瘍内科・緩和ケア内科医長)

登録日: 2019-12-07

最終更新日: 2019-12-04

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  • 執筆:平本秀二(三菱京都病院腫瘍内科・緩和ケア内科医長)

    この内視鏡写真を見たときに皆さんはどう思われるだろうか。プラタナスの花言葉よろしく“好奇心”を持って日々内視鏡を行っていた私が最初に遭遇した食道メラノーマの写真だ。この写真の患者さんには当時標準と言われたダカルバジン(生存期間中央値6~9カ月程度)を使用したが効果はなかった。抗がん剤の無力さを思いオンコロジーを志ざすきっかけとなった一枚である。

    現在の職場に異動した後、もう一度食道メラノーマと遭遇した。世界で初めて上市された免疫チェックポイント阻害薬であるイピリムマブを使用した。時代の申し子であるこの治療は結局奏効しなかったが、最期を看取るときに患者さんからはなぜか感謝された記憶がある。

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