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前立腺肥大症─α1遮断薬[頻用薬 処方の作法(42)]

No.4952 (2019年03月23日発行) P.12

藤村昭夫 (自治医科大学名誉教授・巨樹の会学術顧問)

登録日: 2019-03-26

最終更新日: 2019-03-19

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臨床薬理学的特徴(表)

 

■主に,6種類のα1遮断薬が前立腺肥大症の治療に用いられている。
■α1受容体は,主に血管平滑筋に発現するα1B受容体,主に泌尿器(前立腺,内尿道括約筋)に発現するα1A受容体およびα1D受容体に分類される。
■シロドシンはα1A受容体,ナフトピジルはα1D受容体,タムスロシンはα1A受容体およびα1D受容体を主に遮断し,α1B受容体に及ぼす影響は少ないため,血圧の低下は比較的小さい。

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