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【話題2】光干渉断層計を用いた緑内障診断[特集:今、話題になっていること─眼科編]

登録日: 2017.11.24 最終更新日: 2026.02.21

玉田邦房 (岩手医科大学眼科学講座)

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緑内障診断の過去

緑内障は,わが国において中途失明原因第1位の疾患である。40歳以上の有病率は5%と高く1),今後の超高齢社会の進行に伴い,さらに失明者数は増加することが予想されている。緑内障では,視神経乳頭で網膜神経線維が障害されることにより,網膜神経節細胞(retinal ganglion cell:RGC)の障害が生じる。それにより,視野障害や視力低下などの視機能障害が引き起こされる。臨床的には,視神経乳頭の辺縁部狭細化・陥凹拡大および網膜神経線維層欠損などの緑内障性視神経症を認め,一般的に視野検査で視野異常が検出されることにより診断される。

緑内障によるRGC障害は不可逆性であり,早期発見が重要である。しかしながら,視野検査で異常が検出されたときには,既に25~50%のRGC障害が起こっていると報告されており2)3),より鋭敏に早期の緑内障性変化を検出できる検査が求められていた。


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