株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

点眼薬の選び方 第2版【電子版付】

新しく発売された薬剤や,全身投与薬の眼に出る副作用の章を加え,アップデート

定価:3,960円
(本体3,600円+税)

数量

カートに入れる

立ち読み

著: 石岡 みさき(みさき眼科クリニック院長)
判型: B5判
頁数: 168頁
装丁: カラー
発行日: 2020年02月10日
ISBN: 978-4-7849-6241-9
版数: 第2版
付録: 無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます)

シリアル登録の手順

シリアル登録画面へ

電子版を閲覧する


●鑑別診断上重要となる,全身投与薬の副作用が眼に出た場合について新規章を設けました。
●眼科の基本中の基本、点眼薬の選び方・使い方を懇切丁寧に解説。
●市販薬から,調剤が必要となるような処方薬までカバー。
●点眼アドヒアランスの上手な確認の仕方など,明日からの診療で真似してみたくなる具体的な診療のコツや工夫を紹介しています。

診療科: 眼科 眼科

目次

第1章 点眼薬の基礎
第2章 アレルギー性結膜疾患
第3章 結膜炎(感染性)
第4章 ものもらい
第5章 ドライアイ
第6章 角膜上皮疾患
第7章 眼瞼縁炎,眼瞼炎
第8章 緑内障
第9章 非感染性の眼表面の炎症
第10章 角膜感染症
第11章 白内障
第12章 周術期
第13章 眼精疲労
第14章 ぶどう膜炎
第15章 眼内炎(感染性)
第16章 点眼麻酔
第17章 散瞳薬・調節麻痺薬
第18章 ステロイド剤と非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
第19章 全身投与薬の眼に出る副作用
COLUMN 「眼脂をディフ・クイック®で染色する方法」

もっと見る

閉じる

序文

第2版 序文

初版が出て2年足らずですが,その短期間に新しい点眼薬がいくつも登場する,という割合珍しい状況になりました。抗菌薬のアジスロマイシン水和物(アジマイシン®)点眼,抗アレルギー薬のエピナスチン塩酸塩(アレジオン®LX)点眼,抗緑内障薬のオミデネパグ イソプロピル(エイベリス®)点眼,そして市販薬の点眼型洗眼薬のウェルウォッシュアイ®(1.0%ホウ酸)です。それぞれ特色があり,点眼回数が少なくてすんだり,副作用が出にくかったりということで患者さんに喜んでもらえるかなあ,と期待しながら処方しています。一方で薬の副作用に興味のある私としては,市販後にはっきりとしてくる副作用があるのかしらと見守るような気持ちもあります。薬の副作用は患者さんのふとした発言からわかることもありますし,専門分野の勉強会や眼科医の集まりで知ることもあり,フォロー必須です。4製品ともこの第2版に追加しました。

副作用と言えば,全身投与薬(主に抗癌剤)の眼に出る副作用が話題になることが最近よくあります。特集記事になっていたり,講演で聞くこともあります。これは,癌の治療がごく日常的なものになり,抗癌剤を使っている患者さんが市中の眼科開業医も普通に受診することが多くなってきたからと思われます。しかし,多くの患者さんは全身投与の薬剤,それも抗癌剤が眼科領域に副作用を起こすとは思ってもいません。原因不明の角膜上皮障害を見て,よくよく聞いてみると抗癌剤投与中だった,ということがあります。既往歴を聞いた際にも癌や抗癌剤は眼科と関係がない,またホルモン療法薬は抗癌剤ではない,と考えている患者さんもいて,治療歴として教えてくれないことがあるのです。 抗癌剤の副作用は抗癌剤を中止しないと治らないことも多いために,本書のタイトルでもある「点眼薬を選ぶ」ということにはならないのですが,治療を考える上で必ず鑑別診断に入れなくてはならない既往であり,今回1つの章として追加しました。抗癌剤以外の眼科領域副作用もまとめてあります。薬それぞれが起こす可能性のある副作用,また副作用から原因薬剤を考える,という逆引きバージョンも作ってみましたので,日常診療にお役立て下さい。

2020年1月 著者

もっと見る

閉じる

関連書籍

関連記事・論文

関連物件情報

もっと見る

page top