インフォーママーケッツジャパンは5月26日、大阪・関西万博の公式関連イベントとして6月25日(水)~27日(金)にインテックス大阪で開催する医療機器・ヘルスケアの国際展示会「Japan Health」の詳細を発表した。展示会には国内外370社以上の企業が出展。最終日の27日には招待制サミット「Future Health Summit」が行われる。
Japan Healthは、日本の医療技術・サービスを世界に発信し、産業の活性化・国際競争力の向上・イノベーションの創出につなげることを目指し、大阪警察病院院長の澤芳樹氏(阪大特任教授)が発起人となって開催計画が進められてきた。
展示会には国内外の企業のほか、米国・イタリア・ドイツなどのナショナルパビリオンの出展も決定。海外から招聘するバイヤーとのマッチメイキングプログラムも行われる。
会期中は「革新的医療イノベーション」「最先端医療のアップデート」「ヘルスケア・サスティナビリティ」などをテーマにカンファレンスを連日開催。Continuum Health VenturesのRicky Mehra氏による講演「AI×医療」や、Google DeepMindのJoelle Barral氏による講演「AI and the future of Health」、澤氏や前内閣官房参与の鴨下一郎氏、Medical Excellence JAPAN理事長の渋谷健司氏らが参加するパネルディスカッション「自由診療が切り拓く日本医療の新市場」などが予定されている。
27日の招待制サミット「Future Health Summit」は「AI×Healthcare=Global Well-Being」をテーマに開催され、テルモ心臓血管カンパニープレジデントの廣瀬文久氏、フィリップス・ジャパン社長のジャスパー・ウェステリンク氏、コニカミノルタ開発統括部特任部長の米山努氏らが議論に参加する。
Japan Healthは完全来場事前登録制を採用しているため、来場者は全員、事前登録(無料)が必要となる。
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Japan Health公式サイト
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