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人間ドックの胸部CT異常陰影[画像診断道場~実はこうだった(177)]

No.5048 (2021年01月23日発行) P.1

三輪 槙 (都立広尾病院救命救急センター)

中島幹男 (都立広尾病院救命救急センター医長)

登録日: 2021-01-21

最終更新日: 2021-01-20

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38歳,男性
受診理由:胸部異常陰影の精査。
現病歴:2020年5月X日,人間ドックで胸部CTを撮影したところ,異常陰影を指摘され,当院外来を受診した。喫煙歴は葉巻を8年間毎日吸っていた。発熱や咳嗽はなく,喀痰も日頃から認めている量と著変なかった。他の自覚症状も認めなかった。胸部聴診では異常を認めず,血液検査では白血球7500/μL,好中球45%,血小板19.5万/μL,CRP 0.19mg/dLであった。胸部単純CT(図1・2)からどのような病態が疑われるだろうか?

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・整形外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療体制の救急告示病院として救急患者を受け入れています。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問診療、訪問看護、訪問介護体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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