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変形性股関節症

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-06-20
中島康晴 (九州大学大学院医学研究院整形外科教授)
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  • ■疾患メモ

    変形性股関節症とは,関節軟骨の変性や摩耗により関節の変形が生じ,股関節の疼痛と可動域制限,歩行障害を呈する疾患である。

    わが国における有病率は1.0~4.0%であり,寛骨臼形成不全による二次性股関節症が80%を占めることが特徴である1)

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    疼痛:股関節部の疼痛が主体となるが,関連痛として大腿部痛や臀部の疼痛を訴える場合も少なくない。初期には長距離歩行後のだるさや運動開始時の疼痛として現れ,進行すると安静時痛や夜間痛が出現してくる。

    可動域制限:病期の進行とともに種々の可動域制限が生じてくる。特に,内旋,外転,屈曲の制限が出やすい。

    跛行:疼痛による逃避性跛行や脚長差による墜落性跛行など,種々の跛行を呈する。トレンデレンブルグ跛行は亜脱臼性股関節症に特徴的な中臀筋不全による跛行である。

    【検査所見】

    軟骨の消失を示す関節裂隙の狭小化に加えて,骨硬化,骨嚢胞,骨棘,臼底肥厚がみられる。

    二次性股関節症では寛骨臼形成不全による骨頭の被覆不全や骨頭亜脱臼を見る。

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