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続・集まれ早稲田校友の医師たち[炉辺閑話]

No.4889 (2018年01月06日発行) P.45

羽鳥 裕 (はとりクリニック院長)

登録日: 2018-01-03

最終更新日: 2017-12-21

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2年前の「炉辺閑話2016」に「集まれ!早稲田校友の医師たち」を載せて頂きました。そして2016年1月31日、早稲田大学鎌田 薫総長のご臨席の下、第1回稲門医師会設立総会を開催し、91名が集まりました。その後も会員数は増加中で、入会希望者数は現在356名です。主な活動を紹介いたします。

1)早稲田大学で学生講義を開始しました。多士済々な会員の先生方に、社会と医学の関わり、医療の構造、ご自身の遍歴などを披露して頂き好評を得ています。さらに、次年度は理工学部学生を対象に、生命工学分野でのプログラムを企画しています。

2)稲門医師会は、様々な分野・地区で活躍する早大校友の医師・歯科医師・薬剤師・看護師の組織ですが、これだけの人材が集まるならば学会として研究発表の場をつくろう、ということになり、2018年1月28日「第1回稲門医学会学術集会」を稲門医師会総会と同時開催いたします。東海大学医療技術短期大学学長の灰田宗孝先生が学会長です。日本医師会会長/世界医師会会長の横倉義武先生、在宅医療の武藤真祐先生、保健医療計画2035をまとめられた渋谷健司先生の基調講演があり、シンポジウム、ポスター、口頭発表も設けています。早大校友以外のご参加も大いに歓迎します。また、2018年3月25日に稲門法曹会と共催の「医療法学シンポジウム」を開催します(テーマ:無過失救済補償制度はどうあるべきか)。

3)会員同士の親睦・交流活動として、六大学早慶戦、早明ラグビー、早慶レガッタ等で母校を応援しています。毎年10月の稲門祭では模擬店出店を行い、シンポジウムも開催し大盛況でした。また、早大ゆかりの永楽倶楽部や地域稲門会の校友とも交流を図りながら、今年から「稲門医師会四季の会」を年4回開催することになりました。早大生の医療受診をサポートする仕組みもできつつありますし、今後は永楽倶楽部で「健康談話会」の開催も予定しています。

4)学生会員にホームページを制作して頂き好評を得ていますが、さらなるSNSの充実を図っていきます。会員の先生方にはメーリングリストを通じて様々な情報共有を行っています。

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