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運営の極意(?) ─研究科長をやって学んだこと(上) [なかのとおるのええ加減でいきまっせ!(93)]

No.4798 (2016年04月09日発行) P.71

仲野 徹 (大阪大学病理学教授)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-01-26

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  • おかげさまを持ちまして、2年間にわたる阪大生命機能研究科・研究科長の職を務めあげることができました。大学院しかない20講座ほどの研究科ですが、それなりに責任もありますし、ほっとしています。

    その間、自分なりに、組織の運営についてどうすべきか考え、学んだことを書いておきたいと思います。自分に向けての備忘録みたいなところもあるのですが、おつきあいいただければ幸いでございます。

    一つ目は、何事もさっさとやる。これには、二つの意味がある。一つは、まず着手すること。どれくらい手間がかかるかを知るためには、とりあえずやってみるのが一番だ。もう一つは、できるだけ早いタイミングで仕上げてしまうこと。

    締め切りのある書類や原稿は、ぎりぎりになって書くと集中力が出るので、それにかける時間が短くてすむというのを読んだことがある。しかし、どれだけ短時間で書きあげるかよりも内容こそが大事なはずだ。

    書いて数日後に読み直してみると、おかしなところに気づくことが多い。それ以上に、他の人にチェックしてもらえると、さらによくなる。かなり前もって仕上げて、できるだけいろんなチェックの回数を増やし、完成度を上げることを心がけた。

    残り537文字あります

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