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骨軟化症

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-06-21
遠藤直人 (新潟大学大学院医歯学総合研究科機能再建医学講座整形外科学分野教授)
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  • ■疾患メモ

    骨軟化症(osteomalacia)の病態は骨石灰化障害である。骨端線閉鎖以前に発症するものは,くる病(rickets)と呼ばれる。

    骨石灰化障害は組織学的には過剰な類骨(未石灰化骨)や,骨標識のパターン異常により確認される1)2)

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    骨痛,筋力低下,骨格(胸郭や脊柱)変形。単純X線で形態異常(長管骨の弯曲),骨陰影濃度の低下(骨密度低下)。

    偽骨折(Looser zone,改構層)は骨軟化症に特徴的で長管骨皮質骨部,大腿骨頸部,坐骨,恥骨などにみられる。

    【検査所見】

    血液,尿検査では,骨型アルカリフォスファターゼ(ALP)高値である。血清リンは低値。25-水酸化ビタミンD (25-OHビタミンD)はビタミンD欠乏性で低値。副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone:PTH),1,25-水酸化ビタミンD(1,25-(OH)2ビタミンD)は病態ごとに異なる。線維芽細胞増殖因子(fibroblast growth factor:FGF)23は,FGF23関連低リン血症で高値。

    生検骨組織では,類骨(未石灰化骨)過剰状態や骨標識のパターンが異常(確定診断に至る)。

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