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【話題3】サイトメガロウイルス前部ぶどう膜炎[特集:今、話題になっていること─眼科編]

登録日: 2017.11.24 最終更新日: 2026.02.21

橋爪公平 (岩手医科大学眼科学講座講師)

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サイトメガロウイルス感染症の過去

サイトメガロウイルス(cytomegalovirus:CMV)はヘルペス科のDNAウイルスで,学名はhuman herpesvirus 5(HHV-5)である。CMVは日和見感染において重要なウイルスで,後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome:AIDS)や白血病などの疾患,抗癌剤・免疫抑制薬・ステロイドの投与によって免疫不全となった患者が,間質性肺炎,腸炎,肝炎,脳炎などのCMV感染症をきたす。眼科領域ではCMV網膜炎を起こし,ウイルスにより炎症が起きた領域の網膜が壊死する。10年前まではこれらのCMV感染症は健常人には起きないとされていた。


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