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特集:スポーツによる頭部外傷の最前線

No.4859 (2017年06月10日発行) P.25

監修: 永廣信治 (徳島大学病院長)

登録日: 2017-06-09

最終更新日: 2021-01-06

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監修:永廣信治(徳島大学病院長)

監修のことば

近年,スポーツによる頭部外傷については,急性硬膜下血腫をきたし死亡に至る重大事故,比較的軽い症状だが頻繁に起こる脳振盪,頭部外傷を繰り返すことで将来認知症状をきたす慢性外傷性脳症などが話題となり,医学的,社会的にも大きな関心が寄せられている。本特集では,スポーツによる頭部外傷の発生状況,診断と治療,復帰基準の3項にわけて,各専門家にご解説頂いた。日本においては,トップアスリートだけでなく,老若男女が様々なスポーツを楽しんでいる。このような人々が一般医家を訪れる場合も多いので,スポーツによる頭部外傷に関する知識を絶えずアップデートしておきたい。

■目次

1 スポーツによる頭部外傷の発生状況
獨協医科大学脳神経外科准教授 荻野雅宏

2 スポーツによる頭部外傷の診断と治療
日本大学医学部脳神経外科学講座准教授/青森大学脳と健康科学研究センター 前田 剛
日本大学医学部脳神経外科学講座主任教授 吉野篤緒

3 スポーツによる頭部外傷の復帰基準
東邦大学医療センター大橋病院脳神経外科講師 中山晴雄
東邦大学医療センター大橋病院脳神経外科教授 岩渕 聡

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