自分自身,中学時代はドイツ語しか習わなかったし,高校でも文法くらいしか習わなかったので英語には本当に苦労しました。
しかし,留学にしても,あるいは国際学会にしても,英語がしゃべれないとひどい目に合うということは身に染みて感じていたので,まず英語の基礎会話を勉強しました。留学が決まってからまず何をやったかというと,会話教室です。今のようにシステマティックではなかったけれど,逆に個人のレベルに合わせてくれたのが印象的でした。誰もが考える方法ですね。でも実際に留学すると使い物にならない…。夜,アパートに帰ると,とにかく親に送ってもらった英語教本の初級そして中級の教科書とカセット(昔っぽいですね)の繰り返しです。1日2時間以上は毎日やりました。赤ちゃんが親の発音を繰り返してまねるように。大人には辛い繰り返しです。患者さんとは話せるけど,とても深いディスカッションにはついていけない。論文は見様見真似でなんとか書けたけど,会話に関しては残念なままの帰国です。
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