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■NEWS 武見厚労相、「医療関係団体の代弁者ではない」―就任後の会見で表明

No.5188 (2023年09月30日発行) P.70

登録日: 2023-09-21

最終更新日: 2023-09-21

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武見敬三厚生労働相は914日、厚労省内の共同会見で、今後の厚労行政への取り組みついて抱負を述べた。その冒頭で、「私は決して医療関係団体の代弁者ではない。国民の立場に立ってどのような政策を実現すべきかを考えていくことが、従来からの私の一貫した立場。改めて私の基本的な姿勢をご理解いただきたい」と述べ、国民の立場に立って課題に取り組む姿勢を強調した。

記者からは、今後の日医連との関係を問われたが、改めて「私は医療関係団体の代弁者ではない」と述べ、国民の立場に立って職務の遂行をする姿勢を示した。来年のトリプル改定にどのようなスタンスで臨むのかについては、「賃上げや物価高騰への対応は重要な課題だと認識している。令和6年度報酬改定では、これらの視点も踏まえつつ、物価高騰や賃金の上昇、経営の状況、人材確保の必要性、患者・利用者負担・保険料負担への影響を踏まえて、患者・利用者が必要なサービスを受けられるよう、必要な対応を行っていくべきと考えている」と述べた。

武見厚労相はこのほか、マイナ保険証について、「国民の皆様が安心してマイナ保険証をご利用いただける環境を一刻も早く実現していく努力を進めたい」として、来年秋の保険証廃止に向けて国民の信頼回復に取り組む姿勢を示した。

また認知症対策について岸田首相から取り組むよう指示があったことを紹介し、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」の施行に先立って、9月中に会議を立ち上げることを明らかにした。

■松本日医会長「職責をまっとうされたい気持ちだと思う」とコメント

日本医師会の松本吉郎会長は920日の会見で、武見厚労相が会見で「医療関係団体の代弁者ではない」と述べたことについて問われ、「きちんとご自分の立場として、厚労相としての職責をまっとうされたいとの気持ちだと思う」と理解を示した。

また、武見厚労相は医療政策に造詣が深く、国際的にも保健政策について有名な方だとして「医療、保健に十分力を発揮していただきたい」と期待を表明した。

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