第27回参議院議員選挙が7月3日に公示され、選挙戦がスタートした。今回の参院選は物価高への対応が最大の争点となり、社会保障分野では主に負担と給付のあり方について各党が公約を掲げている。当社調べによると、医師資格を保有する候補者は計20人、内訳は比例代表が6人、選挙区が14人となった(表)。投開票は7月20日。
今回の参院選で日本医師連盟は、自民党の公認を得た日本医師会副会長の釜萢敏氏を組織内候補として擁立。釜萢氏は2期12年を務めた羽生田たかし氏(元日医副会長)から組織内候補のバトンを受け取る。
医師候補者は現職が2人、元職が1人、新人が17人。推薦・支持を受けている政党別では、自民党:3人、公明党:2人、日本維新の会:1人、日本共産党:1人、国民民主党:3人、参政党:3人、諸派:5人、無所属:2人となっている。