株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

初診料120円、再診料30円の引上げ - 疾患別リハの一部は1単位5点増に [2014 年度労災診療費算定基準改定]

No.4694 (2014年04月12日発行) P.9

登録日: 2014-04-12

最終更新日: 2016-11-15

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【概要】厚労省は3月31日付で、2014年度診療報酬改定に伴う労災診療費算定基準の改定内容を全国に通知した。消費税対応として初診料を120円、再診料を30円引き上げる。


3月31日付で全国に通知された労災診療費算定基準の改定(4月1日から適用)では、8%への消費税率引上げに伴い、初診料を120円増の3760円、再診料を30円増の1390円とすることなどが盛り込まれた(改定内容は下掲の通り)。
疾患別リハビリテーション料についても一部見直しが行われ、心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅱ)、運動器リハビリテーション料(Ⅰ)と(Ⅲ)、呼吸器リハビリテーション料(Ⅱ)の1単位の料金がそれぞれ5点の引上げとなった。
新設されたのは「職場復帰支援・療養指導料」。傷病労働者に対し、職場復帰に必要な説明や指導を行った場合などを評価する再就労療養指導管理料から改変したもので、新たに、医療機関を訪問した当該労働者の事業主と主治医などが面談した場合などについても評価の対象とする。

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

関連物件情報

もっと見る

page top