お知らせ
私のお正月のすごし方 ［なかのとおるのええ加減でいきまっせ！（31）］
No.4732 (2015年01月03日発行) P.107
仲野 徹 （大阪大学病理学教授）
登録日： 2016-09-08
最終更新日： 2017-03-14
- コーナー： エッセイ
- なかのとおるのええ加減でいきまっせ！
あけましておめでとうございます。とはいうものの、書いているのはお正月よりも前で、ぜんぜんお正月気分じゃありません。が、例年、元旦は判を押したような行動パターンなので今回はそれについて。
普段どおりに早起きして、冷蔵庫の上に鎮座する神棚に年に一度の礼拝、ついで仏壇にお参り。そして、お酒を飲みながら、おせち料理と白味噌・丸餅のお雑煮をいただく。新聞を読んで、ひと息ついてから初詣。腹ごなしを兼ね、近所のお宮さん5カ所を、2時間ほどかけて歩いてまわる。
そういえば、2〜3年前、氏神様でお神籤を引いたら凶だった。気ぃが悪いので、もう一度引いたら、また凶だった。げげっ、さすがに縁起が悪いがなと思って、もう一度引き直したら、またまた凶…。
ううむ。凶がどれくらいの率で入れられているのか知らないが、さすがに三連続のケースは少なかろう。ひょっとしたら、これだけ続いたら逆にええことがあるかもしれんと思い込むことにした。まぁ、特にええことも悪いこともありませんでしたけど。
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