脳卒中・循環器病対策基本法が1日に施行された。同法では、政府と都道府県に「循環器病対策推進基本計画」の策定を義務づけ、予防の推進、搬送・受入れ体制の整備などの実施を基本的施策として定めている。
厚労省の統計によると、18年の心疾患による死亡割合は全体の15.3%、脳血管疾患は7.9%を占める。2つを合わせた循環器病は全体の23.2%に上り、がん(27.4%)に次ぐ死因だ。
傷病分類別にみた医料診療医療費では、「循環器系の疾患」が6兆782億円(構成割合19.7%)で最多となっている。
今後も高齢化による患者数の増加が危惧されている。対策の普及による患者数の減少が期待される。
を占め、がんに次いで多い