株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

重症アトピー性皮膚炎の治療とデュピルマブの位置づけ

No.4989 (2019年12月07日発行) P.55

永瀬浩太郎 (佐賀大学医学部皮膚科講師)

田中暁生 (広島大学医学部皮膚科学教室准教授)

登録日: 2019-12-09

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • 1
    • 2
  • next
  • 重症アトピー性皮膚炎の治療におけるポイントと,その中でのデュピルマブの位置づけや使い方についてご教示下さい。広島大学・田中暁生先生にご解説をお願いします。

    【質問者】

    永瀬浩太郎 佐賀大学医学部皮膚科講師


    【回答】

    【初めに適切な外用治療を行うことが大切。それでも重症な患者に対してデュピルマブを併用】

    2018年4月にアトピー性皮膚炎(atopic dermatitis:AD)に対する初めての生物学的製剤デュピルマブが登場しました。そして,これから数年で様々な生物学的製剤や低分子治療薬が登場する予定で,ADの治療の選択肢が増えていくことが期待されます。それでは,これまでADの治療の中心であった抗炎症外用薬の位置づけはどうなっていくのでしょうか。興味深いことに,デュピルマブが登場することによって外用薬の重要性が低下するどころか,むしろ抗炎症外用薬や保湿剤がこれまで以上に注目され,十分量用いた外用療法や患者の外用アドヒアランスを向上させるための工夫の重要性について見直されつつあります。

    残り803文字あります

    会員登録頂くことで利用範囲が広がります。 » 会員登録する

    • 1
    • 2
  • next
  • 関連記事・論文

    関連書籍

    関連求人情報

    もっと見る

    関連物件情報

    もっと見る

    page top