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小児アトピー性皮膚炎の新常識:移行期医療と皮膚科心身医学的アプローチ[〈プライマリ・ケア医が知っておくべき〉クイズで学ぶ 皮膚科診療の“新常識”(11)]

No.5279 (2025年06月28日発行) P.6

堀 仁子 (市立旭川病院皮膚科診療部長)

登録日: 2025-06-26

最終更新日: 2025-06-24

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Q


10歳代,女児。乳児期から近医にてステロイド外用薬などで治療していた。1カ月前から顔面の紅斑が悪化し,登校できなくなったため,当科を受診した(図1)。注射薬による治療は希望されず,外用療法に加え,アブロシチニブ内服を開始した。1カ月後,顔面の紅斑はやや軽快していたが,2週間分の残薬が生じていた。
本患者において,次に行うべきことは何か。

内服を遵守させる
休薬し標準療法を強化する
残薬が生じた理由を尋ね,対応策を話し合う
生物学的製剤院内注射にスイッチする

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