Q
10歳代,女児。乳児期から近医にてステロイド外用薬などで治療していた。1カ月前から顔面の紅斑が悪化し,登校できなくなったため,当科を受診した(図1)。注射薬による治療は希望されず,外用療法に加え,アブロシチニブ内服を開始した。1カ月後,顔面の紅斑はやや軽快していたが,2週間分の残薬が生じていた。
本患者において,次に行うべきことは何か。
①内服を遵守させる
②休薬し標準療法を強化する
③残薬が生じた理由を尋ね,対応策を話し合う
④生物学的製剤院内注射にスイッチする
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