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命をつなぐ─流死産を止める[プラタナス]

No.4983 (2019年10月26日発行) P.3

中塚幹也 (岡山大学病院リプロダクションセンターセンター長/岡山大学大学院保健学研究科教授)

登録日: 2019-10-26

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  • 岡山大学病院で不育症外来を始めて30年近くになる。妊娠できない「不妊症」に比べ、妊娠はするものの流産や死産を繰り返す「不育症」の認知度は低い。しかし、2回以上の流産を経験する女性は4.2%とされ、約24人に1人という計算になる。

    写真は、妊娠20週の妊婦の超音波画像である。右下に見えるのが胎児の頭蓋骨、それに接して中央上方に広がる高輝度の長円形が胎盤である。胎児の周囲の羊水はほとんどなく、通常の2~3倍の厚さになった胎盤により子宮の内腔は占められている。胎児の発育が停滞しているとのことで、開業している先輩医師から紹介していただき入院してもらった。

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