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潰瘍性大腸炎(UC)患者の発熱・下痢増悪…UCの増悪?[画像診断道場~実はこうだった(135)]

No.4970 (2019年07月27日発行) P.1

原 真太郎 (大船中央病院 消化器・IBDセンター)

遠藤 豊 (大船中央病院 消化器・IBDセンターセンター長)

登録日: 2019-07-25

最終更新日: 2019-07-24

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44歳,男性。28年前から全大腸炎型潰瘍性大腸炎(UC)として5-ASA(5- aminosalicylates)製剤(メサラジン)にて治療中。3カ月前にpH・時間依存性5-ASA製剤に変更後,38.5℃の発熱,15行/日の下痢・血便を認め,入院加療となった。
入院時現症:体温38.5℃,脈拍88/分,血圧114/61mmHg。腹部は平坦・軟,腸蠕動音正常で圧痛なし。
検査所見:WBC 11.7×103/μL,Hb 13.1g/dL,Plt 47.8×104/μL,Alb 2.8g/dL,総コレステロール 138mg/dL,Cr 0.92mg/dL,アミラーゼ244 U/L,CRP 8.62mg/dL,血液・便培養:陰性

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