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COPD─抗コリン薬[頻用薬 処方の作法(35)]

No.4945 (2019年02月02日発行) P.12

藤村昭夫 (自治医科大学名誉教授・巨樹の会学術顧問)

登録日: 2019-02-05

最終更新日: 2019-01-30

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臨床薬理学的特徴(表)

 

■主に1種類の短時間作用性抗コリン薬(1日3~4回吸入)と4種類の長時間作用性抗コリン薬(1日1~2回吸入)が用いられている。
■チオトロピウムは主に尿中に排泄され(尿中未変化体排泄率74%),またグリコピロニウムは代謝されるとともに尿中にも排泄される(尿中未変化体排泄率13.0~15.5%)。これらの薬物を高齢者等の腎機能が低下している患者に用いる場合は慎重に投与し,有害反応の発現に十分注意する必要がある。

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