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特集:胃底腺ポリープに関する最新知見

No.4931 (2018年10月27日発行) P.27

監修: 鎌田智有 (川崎医科大学総合医療センター総合健診センター長/健康管理学教授)

登録日: 2018-10-29

最終更新日: 2018-10-24

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監修:鎌田智有(川崎医科大学総合医療センター総合健診センター長/健康管理学教授)

■監修のことば

胃底腺ポリープは胃粘膜萎縮や炎症のない背景胃粘膜(多くはH. pylori未感染粘膜)に発生する胃のポリープであり,従来から胃癌を合併することは稀であるとされてきた。近年,逆流性食道炎などの治療薬としてプロトンポンプ阻害薬(PPI)の長期投与が頻繁に行われるようになり,胃底腺ポリープの新規発生および既存ポリープの増大や増加,さらにはdysplasiaや胃癌が合併する症例も散見されている。PPIの長期投与と胃底腺ポリープの悪性化リスクとの関連については非常に興味深いところである。

現在H. pylori未感染時代を既に迎え,日常の内視鏡診療でよく遭遇するこの「胃底腺ポリープ」について,その臨床的意義とは何か,どのような内視鏡所見に注意すべきか,PPI投与例の胃底腺ポリープはどのように取り扱うべきかなど,消化管領域のエキスパートの先生方から詳細にご解説を頂いた。明日からの内視鏡診療に役立つ胃底腺ポリープの最新知見がこの特集号に満載となったことに感謝したい。

■目次

1 胃底腺ポリープの臨床的特徴とその意義
山道信毅(東京大学医学部附属病院消化器内科/予防医学センター准教授)

2 胃底腺ポリープの腫瘍化
向井伸一(広島市立安佐市民病院消化器内科部長)
永田信二(広島市立安佐市民病院消化器内科主任部長)
福本 晃(広島市立安佐市民病院内視鏡内科部長)

3 プロトンポンプ阻害薬投与に伴う胃病変
伊藤公訓*1,茶山一彰*2(広島大学病院消化器・代謝内科 *1診療教授 *2教授)
小刀崇弘(広島大学病院内視鏡診療科)
田中信治(広島大学病院内視鏡診療科教授)

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