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クループ症候群

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2018-08-20
三平 元 (松戸市立病院小児科医長)
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  • ■疾患メモ

    クループ(croup)症候群は,犬吠様咳嗽,吸気性喘鳴,嗄声,時に吸気性の呼吸困難を主症状とする喉頭から気管上部の気道粘膜浮腫を呈する病態の総称であり,ウイルス性クループ,急性喉頭蓋炎,細菌性気管炎などがある。

    ほとんどがウイルス性クループであるが,きわめて稀に,死亡する危険性のある急性喉頭蓋炎,細菌性気管炎がある。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    ウイルス性クループは,生後6カ月~3歳ぐらいの乳幼児に多い。

    軽症においては軽度の犬吠様咳嗽,吸気性喘鳴,嗄声を認める程度であるが,気道狭窄が進行すると吸気性喘鳴が増強し,胸骨上窩や肋間の陥没呼吸が出現し,チアノーゼ,意識障害を認めることもある。

    【検査所見】

    基本的には臨床症状で判断できるが,頸部X線正面像で気管透亮像の狭小化(steeple sign)を認める。

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