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子宮腺筋症

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-07-25
村上 節 (滋賀医科大学産科学婦人科学講座教授)
木村文則 (滋賀医科大学産科学婦人科学講座准教授)
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  • ■疾患メモ

    子宮筋層内に限局性あるいはびまん性に子宮内膜組織が存在し,子宮が肥大する病態をいう。

    30歳代後半から更年期に好発し,閉経に至るまで主として月経にまつわる症状を呈する。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    月経痛と過多月経が二大症状である。性交痛や不妊症・不育症の原因にもなりうる。

    【検査所見】

    超音波検査やMRIなどの画像診断で境界不明瞭な腫瘤により肥大する子宮を認める。

    血液検査では鉄欠乏性貧血を呈したり,CA125が高値を示すことが多い。

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