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本態性低血圧

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-03-28
島田和幸 (新小山市民病院理事長・病院長)
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  • ■疾患メモ

    低血圧症は,原因により①本態性,②症候性(二次性)低血圧,にわけられる。原因が明らかでない低血圧で,自覚症状を有する場合を本態性低血圧と言う。

    低血圧は,高血圧と異なり明確な診断基準はないが,一般的には収縮期圧で100mmHg以下の状態を言うことが多い。

    安静時の血圧にかかわらず,臥位から立位への体位変換の際に収縮期血圧が20mmHg以上低下する場合は,起立性低血圧と診断する。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    若い女性に多い。多くは無症状で,本態性高血圧とは対照的に疾患・生命予後に対して悪影響を及ぼさない。慢性的な易疲労感や倦怠感,無気力,めまい,ふらつき,"朝の寝起きの悪さ"を訴えるときがあり,経験上,低血圧との関連を否定できない。

    【検査所見】

    安静時坐位および立位の血圧で診断する。診察室血圧以外に,日常生活時の血圧も測定する。脱水や心不全,副腎不全,悪性腫瘍,低栄養,敗血症などの全身疾患に伴う二次性低血圧症を除外する。起立性低血圧は,高齢者や自律神経系の障害による循環調節不全が原因する。

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