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(47)「異常ありません」としか言わない【SECTION4 実際に患者さんと接するときのポイント】[特集:これだけは押さえて欲しいルール&マナー]

No.4714 (2014年08月30日発行) P.65

野口善令 (名古屋第二赤十字病院 副院長/第一総合内科部長)

登録日: 2016-09-01

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  • 不安を与える説明

    救急外来で,患者さんに「検査は異常ありません」とだけ説明していませんか。これで納得できる患者さんもいるかもしれませんが,中には「異常がないのに具合が悪いのはなぜだ?」と余計に不安になる患者さんもいるかもしれません。不安を残したまま帰宅させると感情のしこりが残り,万一,悪いアウトカムになった場合,医療行為に過失がなくても「あのときの診療がいい加減だったからだ」と感情が爆発してトラブルに発展する可能性もあります。

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