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切るべきか、切らざるべきか…… [プラタナス]

No.4842 (2017年02月11日発行) P.1

今谷潤也 (岡山済生会総合病院整形外科診療部長)

登録日: 2017-02-10

最終更新日: 2017-02-09

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  • 私の手外科専門外来に80歳代の女性がセカンドオピニオンを求めてやってきた。数日前に自宅で転倒して手をついて手首を骨折し、市内の総合病院の整形外科では骨折部を金属プレートで固定する手術的治療を強く勧められたという。彼女の骨折は発生頻度の高い橈骨遠位端骨折であった。既往歴はなく、問診から受傷機転は転倒による低エネルギー外傷であると判断した。またご主人、息子さん、優しいお嫁さんらと同居されており、本人の活動性はそれほど高くなく自宅の庭を見ながらお茶を飲むのが楽しみで、手術はできれば避けたいとのことであった。X線では、年齢相応の骨粗鬆症はあるものの、骨折型は比較的単純な関節外コレス骨折であった。

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