【Q】
医事コンピュータで処方シールを出し,カルテに添付しますが,処方変更があった際の処方シールの運用について,以下は適切であるか教えて下さい。
改ざんの疑いを指摘される可能性があるので,そのようなことのないよう,より良い運用にしたいと考えています。今のところ下記の運用パターンを考えています。
(1)処方シールを直接手書きで修正する(一番多い運用パターンのようです)。
(2)変更後の処方シールを新たに出す。
・変更前のシールに大きく×を書く。
・新たに出した処方シールを変更前の処方シールに重ならないように貼り付ける。
・変更理由を書き加えるとなおよい。
(神奈川県 M)
【A】
シールなどの貼付は,診療記録への記載と同等とみなせますので,その訂正は,二重線による見え消しと,訂正者の署名または押印,訂正日を記録することで,真正性が担保できるでしょう。
修正は,記載でも,重ね貼りにならない貼付でもよいでしょう。