『エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023』では,「第13章 透析導入」の章に,以下の腎代替療法(血液透析,腹膜透析,腎移植)に関する3つの項目が記載されている。
前回のガイドライン同様に,CKD患者の腎臓専門医・専門医療機関への紹介時期は,少なくともCKDステージG4であることが示された。これは,CKDの合併症対策,腎障害進行速度の抑制と腎代替療法導入の遅延,腎代替療法の選択に要する時間の確保,選択した腎代替療法に対する準備期間の確保のためである。
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